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大鹿村の土を使った焼き物② 11.6.10

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一昨日ご紹介した、ぐい呑みを作って下さった陶芸作家さんとは違う方の作品です。

左側の二人静がさしてある花器は備前焼と同じ行程を経て作られるもの。
勿論、大鹿村の土を使って創っております。

温度管理なども比較的安定的で広く使われている電気窯ではなく、墨や石油を使い炉内の温度も1200℃強のシビアな温度や時間管理をしながら焼きあげられる器なのだそうです。

酒器のほうは背の低いほうが二種類の土を独自の方法で練りこみ、同じ模様のものは絶対に出来ない、一つ一つに個性を持つ器で、主に焼酎のロック用として使います。

背の高い方も渋い焼き加減になっていますが、焼酎の水割りやお湯割り・比較的温度の低いビールを飲むのにも良さそうです。

この方は「陶竿」と言う作家さんで、普段は東京在住なのですが、アトリエ兼工房が大鹿村にあり、毎年穏やかな季節を迎えると大鹿村にやってきます。

私は器を作ることは出来ませんが、好む器の要素や拘りがこの作家さんと通じるところがあり、安心して器をお願いする事が出来ます。

酒器に関しては、お酒を呑む際、器を口に当て傾けて行った時に、鼻がすっぽりと器の中に納まる。お酒の香りを十分に楽しむ為には器も大切だと言う事です。

器への触感や厚みなども用途に応じ、それぞれが異なるわけで、全てを一種類のガラスコップで賄うのには元々無理があるのかも知れません。


陶竿(カンスイ)さんの器は、山塩館で販売もしております。
先ほど言いました様に、一個一個が違う風合いを持っているので、器を選ぶにも皆さん悩みます。

時間を掛けても身近に置く器は、気に入ったものを置きたいですよね。
そんな気持ちは良く分かります。

それから、この作家さんの作品はとても安価に手に入れられます。
手間や出来上がりは「備前」同等といっても過言ではないでしょう。

そして、何よりも大鹿村の土を使っていると言う事が最大の魅力!

「大鹿村ファン」を自負している方は是非、手にとって見てください。

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