長野県信州大鹿村・鹿塩温泉 湯元 山塩館は秘湯の旅館

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お山の中ブログ

お百姓 10.7. 3

旅館ではお客様がご到着されますと、先ずは受付をしますが大概のケースでは「宿帳」というものを書くことになります。
これは法的に定められた物という事になっておりますが、お客様に書いていただく内容は氏名や住所に電話番号など、それ以外のことは宿によって異なるのではないでしょうか。

うちの宿では職業という欄がありまして、昨日お泊りになられましたご夫婦さまはこの欄に「百姓」と書いてくださいましたが、意外とこのように書かれる方は少ないのです。
実際に田畑を耕すことを営みとされている方でも、会社からサラリーを貰ってない=無職となりがちなのかも知れませんが、このお客様が書かれた「百姓」という職業。

とてもカッコイイ!と思いました。
きっとこの方は自分の作る田畑や出来上がる作物に、ものづくりに妥協をせず雨にも風にも雪にも、夏の暑さにも負けず(どかかで聞いたような?)細かな作業も決して手を抜かないものづくりのプロフェッショナルだからこそ胸を張って書けた「百姓」という職業。

きっと、この方にとって掛け替えのない物なのだと感じました。
ウィキペディアで「百姓」を検索してみると
「天皇が慈しむべき天下の大いなる宝である万民」となっておりました。
とても重要な社会的役割を果たす大切な方達ということがすぐに分かりました。

少し大袈裟かも知れませんがこの方のように、道(仕事)は違えど決して妥協せず、自分の信念を持って物を作り上げるプロフェッショナル。
そういうものにわたしはなりたい。

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