長野県信州大鹿村・鹿塩温泉 湯元 山塩館は秘湯の旅館

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お山の中ブログ

今年もやられてしまった 10.5.15

何をやられたって?
行者にんにくを少しずつ増やそうと、何年も前から植え続けています。

それじゃあ 今年様子はどうなの?
はい。今の時点で一本もございません!

えーーーーーっ。

今年は今までの中で一番ひどいです。
わざわざ見えにくいように植えてある行者ニンニクを根こそぎもって
行くなんて・・・。
これは自生していると勘違いして食べる分だけを摘んで行かれるのならば
まだしも、根こそぎとは恐れ入りました・・・・。
もうこの場所に行者ニンニクは生えてこないと言うことです。
これは確実に確信犯。キツイ言い方をすれば『泥棒』の域です。

いつ、誰がそんなことをしたのかはハッキリとしていますが、
追求をしたところで嫌な感じになってしまうし、誰一人として
良い気分にはならないので、その様なことはしませんが、
確実に当館を御利用頂きましたお客様だと言うことが分かって
しまっている以上、大変悲しくてしかたありません。

行者ニンニクだけではなく、水フキなども随分と荒らされて
しまいました。(悲)
私共の周りに生えてくる山菜類は、確かに自然に生えてくるもの
かも知れませんが、誰が採っても良い場所ではありません。
当然のことながら、私達もそれらの山菜をあてにしておりますし
収穫する時には使う量(必要な量)を考えながら来年も生えてく
るように調整をして摘んでおります。

そして、山里の味、地元の山菜としてお客様に楽しんで頂いて
おります。

残念なことに、山菜が生え始める時期には大鹿村全域に一斉放送
が流れます。
その内容は『山菜は所有者がいるので勝手に獲らないでください』
と言うもの。
このような放送を流さなければならないとは、なんて悲しい
ことなのでしょうか。


こんな事があったので、この際ですから一言。
冷静に考えて頂ければ簡単に理解できること。
お花や山菜など、何処に行かれても自由に採取できる所など
お金を払らわない限りそう多くは無い筈です。
ましてや!民家の周辺では皆無と言って良いでしょう。
これは、誰かの土地だったり、誰かが管理をして育てている
物だからで、綺麗に咲いているから、食べごろだから、自生している
からなんて理由で採取して良いケースは殆どありません。

泊まっているのだから(金払ってるんだから)いいだろ!などと
居直り、暴言を吐かれると言った、何かを勘違いをされている方
も中にはおられます。

誰が見ても明らかに花壇の中と分かるのに、何故お花を抜いて行って
しまうのですか?

明らかに管理されているタラの木畑からタラの芽を木を折ってまで
獲って行くのは何故ですか?

長男が生まれた時に記念に植え、6年も経ちやっと大きくなった
石南花の木を盗掘していかれたお客様はどなたですか?(怒)

ご自分の行動を子や孫に堂々と言えるのでしょうか?
言えないと言うならば明らかに、悪いことである事を認識してさらに
実行しているということは確実に犯罪です。
そして、そのことに対して心を痛める人が必ずいるということは
忘れないでほしいです。

もしも敷地内にある山菜やお花に興味を持ち、欲しいのであれば
『少しだけ・・・分けてもらえませんか?』とおっしゃってください。
勿論、タイミングによりご期待に添えない場合もありますが、
『これくらいならどうぞ』『この枝を挿し木にすればつきますよ』
『株分けしますね』とか・・・。もっと心の通った素敵な会話に
なるのではないかと思いますし、これのほうが田舎らしさを感じて
お互いに良い気分になるような気がします。

この記事をみて
『商売をやっているクセに、お客様を悪く言って!』と気分を悪く
される方もいるかも知れません。
若旦那はいつからこんなに生意気になったんだ!と思われてしまうかも
しれません。

旅館の(お仕事の)ブログには楽しいことばかり載せておけば良いの
かも知れません。
・・・・・確かにその方が良いに違いありません。

嬉しいこと、悲しいこと、喜んだこと、怒れた事。
日々の生活の中で色々なことが起こります。
出来る限り楽しいことや嬉しいことを綴って行きたいと思いますが、
たまーにはこんな内容の事もあるかもしれません。

そんなときには、
あー。
若旦那、なんか怒ってんなー。
なんて感じで、笑って聞き流して(見流し?)て下さい。


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